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ファイナルファンタジー12 レヴァナント・ウイング DS


FF12の続編で、ジャンルはリアルタイムストラテジー。
リアルタイムストラテジーとは、ターン制ではなく、リアルタイムにユニットに命令が出来るシミュレーションゲーム、と言ったところでしょうか。
続編ですが、ストーリーにそれほど繋がりがないので、前作をやってなくても問題ないでしょう。ただ、キャラは掴みづらいかと思います。

このゲーム自体は、簡易版「伝説のオウガバトル」と言ったところでしょうか。
幻獣と呼ばれるモンスターを呼び出してユニット編成し、進軍させます。戦闘シーンの切り替えはありません。
マップが狭いので、オウガバトルの様にあちこちに散らばる必要はなく、全体で進軍する事がほとんどです。あれこれと考える場面も少ないので、簡単な部類に入るでしょう。

ステージ数の割にはボリューム感が無いので、シミュレーション好きの人には物足りない向きもあるかと思います。
私自身は、熱中して遊んでいて、プレイ時間を見ると「あれ、意外と少ないなぁ」という印象でした。

操作は十字キーで画面をスクロールさせて、タッチペンでキャラに命令を出します。ボタンも使いますが、これもタッチペンでつついて出来ますので、右手はタッチペンオンリーと言って良いでしょう。
戦闘以外でも、タッチペンでキャラ・メニューの操作が出来ますので、操作性はスムーズでした。

DSですので、美麗なグラフィックとは言えませんが、ドット絵のキャラがちょこまかと動いて、昔のFFの様な味があります。音楽は殆どが前作の物です。FF12の曲が好きだったので、個人的には気に入っています。

この作品、前作と大幅にスタッフが変わっている様ですが、その割には上手い事つなげてある印象です。
細かなテキストが豊富ですが、雰囲気を踏襲して良い感じですし。

全体的には、突き抜けた部分は無いけど、安定して楽しめると言ったところでしょうか。ストーリーは問題ないと書きましたが、前作のキャラが多数登場するので、前作を経験しておいた方が良いでしょう。
前作経験者はスムーズに楽しめると思いますが、前作未経験者はスルーしても良いんじゃないでしょうか。

バルフレアが「主役」「脇役」という台詞を乱発しております。シナリオライターは、前作で余程この台詞が好きだったんでしょうね。

【ゲームクリアー】

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