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ファイナルファンタジーIV DS


「あれ?FF4ってこんなに敵強かったっけ??」
という位、序盤は特に全滅します。
終盤は終盤で、ボス級の敵が通常エンカウントしたり、泣きそうになる事もありました。

でも、こうした危機感があるからこそ、打開した時の快感があるんですよね。
それに、このゲームは単にレベルを上げて壁を乗り越える以外に、敵の弱点・パターンを突いた行動をする事で、意外とあっさり打開できたりします。
その工夫しがいがある所に、「ああ、やっぱりFF4だなぁ」と実感しました。

また、今回のリメイクでは「デカントアビリティ」というシステムを採用しています。
これは簡単に言うと、途中でパーティを抜けるキャラのアビリティを他のキャラが引き継ぐシステムで、セシルにフースーヤやテラの特技を引き継がせる事も出来ます。
まあ、これは極端な例ですが、この新システムのおかげで、作品の深みがグッと増しています。

リメイクというと、収集要素やダンジョンが追加される事が殆どですが、こうしてシステム面に踏み込んだ事を大きく評価したいです。
思えば、こういう冒険心があったのが、当時のスクウェアでしたね。

他にも、オートマッピングやメニュー画面でのキャラの一言コメントなどが追加され、利便性の向上や、一層ゲームに没頭できる効果をもたらしています。

今までFF4には大して思い入れは無かったのですが、このリメイクで好きになりました。
こう思わせてくれる事こそ、リメイクの幸せな形と言えるのではないでしょうか。

【ゲームクリアー】

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