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ルクス・ペイン DS


DSで発売されたアドベンチャーゲーム。秘密組織に属する主人公は、如月市の高校に転入し、現地で起こる事件の黒幕を探る…。秘密組織とか、設定が漫画みたいなので、苦手な人もいるかと思います。

タッチペン要素も使っていますが、基本的にはノーマルなアドベンチャーです。
で、アドベンチャーの評価はストーリー次第だと思います。
今作はどうかと言いますと、素晴らしいとは思いませんが、まあまあかなって所です。

結構ボリュームがあり、20時間近く掛かりました。
しかも、特に詰まったり、やり直したりしないでこの時間ですから、テキスト量はかなりのものかと。

ただ、その分長いので、中盤若干だれます。エピソードを5話くらいに分けた方が良かったかと。最後の話に各エピソードが連結する、みたいな感じで。
それに、話を区分けした方が各キャラを上手く使えたのではないでしょうか。私はキャラクターが好みでこのゲームを買ったのですが(初回特典のキャラ設定集が欲しかった)、全体的に主人公との絡みが少なかった様に感じます。
同級生はまだしも、秘密組織の同僚との絡みが殆ど無く、キャラはもちろん、この組織や主人公自身の事が不明瞭だった事が残念です。
もし、続編が出るのであれば、この辺をしっかりとして欲しいですね。

あと、ストーリーで付け加えると、ラストが唐突な感じがしました。

DSなので、タッチペン要素がありますが、戦闘は単調で作業化してました。ここが面白ければ、もうワンランク上のゲームになっていたと思います。

ボリュームがあるし、お話も悪くないので、アドベンチャー好きの方には、なかなか良いんじゃないでしょうか。
自信を持ってオススメできるかと言うと微妙ですが、私自身は楽しめました。

【2週クリアー:アーカイブコンプリート】

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