ドラゴンエイジ：インクイジション　PS4

タイトル（クリックで画像拡大します）

海外のスタジオで開発されたRPG。
広大なフィールドですが、オープンワールドではなく、移動したいフィールドを選択するロマサガタイプの移動形式です。

4人パーティの戦闘もアクション…ではないと思います。
R2ボタンを押しっぱなしで通常攻撃、右側ボタンにスキルを割り当てるスタイルで、爽快に敵を倒していく感じでは無いです。
位置取りに気を使うくらいで忙しくは無いので、その分長時間遊んでも疲れなくて良かったです。

マップデザインはなかなかで、直線距離だと近いのに、高低差があってグルっと遠回りすることが結構あります。…というか、かなりありますｗ
そうやってフィールドを歩いている途中に別の収集要素やイベントが見つかって、寄り道に寄り道を重ねる感じで、ついつい遊んでしまいます。
町中の小物だったり、作中のテキストなど、かなり作り込まれた世界なので、この点も寄り道心をくすぐられます。

ただ、ファストトラベル出来る場所が少ないのが難点ですね。
探索のためにマップをぐるっと回るのは良いのですが、何度も歩くのは流石にしんどいです…。
また、キャラの動きがもっさりしている割に、繊細な位置取りを求められるケースが多くて、結構いらっときますね。
この移動周りがゲームの一番の難点だと思います。

選択肢（クリックで画像拡大します）

プレイ感覚はいかにも洋ゲーって感じなので、洋ゲーに触れたことがある方なら、割とすんなりと入れるのでは無いでしょうか。
イベントもたくさんあるのですが、用語がかなり多くて、半分も理解できていないと思います…。

また、「戦略テーブル」という軍議パートがあって、ここで次のフィールドが開放されたり、素材を集めたり出来ます。
拠点を大きくしていく要素もあり、ここまでは目新しさは無いのですが、拠点で裁判があったりします。
敵対したキャラクターを配下にするのはアリとして、処刑や牢屋に入れたりも出来て、これには驚かされました。
このあたりは、日本のゲームにはなかなかない感じで、新鮮でしたね。

イベント（クリックで画像拡大します）

さて、2025年に遊びましたが、流石に今これをプッシュするには、目新しさが無いかな…。
ただ、コスパはとても良いですね。
DLC全部入りの『Game of the Year Edition』を遊びましたが、100時間以上楽しめました。
遊ぶなら、断然『Game of the Year Edition』ですね。
クリア後の追加コンテンツが激動の展開でかなり良かったです。
まあ、そこまで100時間かかったんですがｗ
セール時に投げ売り価格になるし、面白いのは間違いないので、コスパを重視する方、長時間遊べるタイトルを探している方は遊んでみてください。

【ゲームクリアー】

バトル（クリックで画像拡大します）